柚子胡椒

 

木曜日。

夕食の献立ではありませんが、毎年恒例の柚子胡椒作りです。

 

母親の実家の庭にある柚子の樹から柚子をちぎり、同畑の唐辛子を収穫するところから、いつもの献立と違い材料の収穫からの始まりです。

 

柚子と唐辛子は前日収穫してきました。

毎年の事ですが、今年は例年よりも涼しくて、柚子ちぎりは楽でした。

2週間くらい前から「今年はどうする?」と言われていましたが、この時期になっています。

ま、去年は9月21日に作ってるみたいですし、9月22日なのでほぼ変わらずでしょうか。

 

レシピは以下の通り。

 

 


<<柚子胡椒>>

柚子、塩、唐辛子(青いの)

1)柚子の皮を薄く剥く。緑色の部分のみ使用します。白い部分が入ると苦くなります。

2)剥いた柚子の皮と、唐辛子、塩をフードプロセッサー、またはミキサーで混ぜる。

3)瓶詰して完成


柚子胡椒

柚子胡椒

字面だと3項目ですけれど、柚子の皮を剥くのが相当時間を要します。

量にもよるのでしょうが、今回は柚子100個です。

 

今年は、重量比で、柚子1、唐辛子0.5、塩0.3で作りました。

計る際の順序としては、剥いた柚子の皮の重量を計り、その半分の唐辛子を計り、全量(柚子の皮+唐辛子)の20%の塩ってな感じ。

柚子の皮を剥いたら、適当な大きさに刻んで、フードプロセッサーに。そこにヘタを落とした唐辛子を入れて再度混ぜて、塩を混ぜてという行程を、十分に混ざり、粒が小さくなるまで行っています。

出来た柚子胡椒を絞り袋に入れ、瓶に詰め、スプーンで表面を均して、蓋をして製造日を貼って完成です。

 

小瓶で、14個程出来ました。

 

 

毎年作っていますので、だんだんと行程が効率化されています。

最初は、包丁で剥いていた柚子の皮も、栗の鬼皮剥きを使用する様になりましたし、瓶詰も全部スプーンで詰めていたものを絞り袋に変更して、作業時間が短くなっています。

さらに、昨年の暮れにオレンジ色の柚子胡椒(材料は同じですけれど、黄色い柚子の皮と赤い唐辛子を使用します。)を作った際に、赤トウガラシが少なかったので冷凍していたものを使ったところ、一瞬で粉になりまして。

怪我の功名だったのですけれど、今回もそれに準じ、あらかじめヘタを取った唐辛子を冷凍してカチカチにして置き、それを使用しています。

それまで30分以上掛かっていた唐辛子のみじん切り(フードプロセッサ、またはミキサー使用)が、10秒で終わったので、大幅な時間短縮となりました。

 

で、柚子胡椒を作った後だったので、今年の赤い方の柚子胡椒に持越しですけれど、先日買物に行ったら、栗の鬼皮剥き用のピーラーを発見し、購入。上手く行けば更なる時間短縮が出来そうです・・・。

 

結果は、後日。

 

 

で、肝心の柚子胡椒の出来ですが、作ったその日はやはりまだ馴染んでいなくて、味にトゲやら角があります。それはそれで刺激が強くて美味しいし、何より作った直後しか味わえないので、当日は胸肉のグリルを作って、それに柚子胡椒を付けて頂いています。

 

それは別のポストで投稿します。

 

 

例年通り、美味しいものとなりました。